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北朝鮮とアメリカの緊張状態はもう開戦前夜といった様相を呈して来ました。
それは日々の報道を見てもわかる通りですね。

ワイドショーは戦争になる確率と50%以上とし、番組によっては80%としていたりと。

そこでは北朝鮮のミサイルを迎撃できるかどうかが話題に上がっています。
アメリカ、そして日本がミサイルに対応するために装備してきたのが、イージス艦とPAC3と呼ばれるパトリオットミサイルです。

この2つのシステムで迎撃できるかどうかを議論していますね。
そこでイージス艦がどんなものなのか、そして北朝鮮のミサイルをどう迎撃できるか書いていきます。

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イージス艦とはどんなもの

イージスシステムを搭載した艦艇の総称とされています。
これはフェーズドアレイレーダーと高度な情報処理・射撃指揮システムにより、200を超える目標を追尾することで、10個以上の目標を同時攻撃するものです。

イージスシステムのイージスとはギリシャ神話に出てくる女神アテナの持っている、全てのものを弾く盾のアイギス(Aigis)のことです。

絶対防御を意味するものですね。

イージスシステムとはイージス艦1隻だけの相称ではなく、各コンポーネントの構成により体系化されたものですね。

イージスシステムには次の能力が必要とされています。

1.SPY-1レーダー
遠くの敵機を正確に探知できる索敵能力

2.情報処理システム
速に状況を判断・対応できる情報処理能力

3.スタンダード対空ミサイル・システム
一度に多くの目標と交戦できる対空射撃能力

この3つの能力を備える画期的な装置であると言えるでしょう。

イージス艦の運用国は開発をしたアメリカ以外に5か国存在します。

1.日本
2.スペイン
3.ノルウェー
4.オーストラリア
5.韓国

この5か国に上にアメリカがあるのですが、アメリカのイージス艦の保有数は実に84隻になります。

湾岸戦争、アライド・フォース作戦、アフガニスタン紛争、イラク戦争、オデッセイの夜明け作戦等の実績があり、イージス艦神話を作ったと言えるでしょう。

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日本のイージス艦

日本はイージス艦をアメリカに次いで導入した国家であり、保有数も世界で2番目の6隻であります。

日本がイージス艦を初めて導入したのは1993年です。
2017年現在で就航しているのは6隻になります。
「こんごう」型と「あたご」型の2種類を運用しています。

イージス艦 こんごう型

・こんごう-1993年就役
・きりしま-1995年就役
・みょうこう-1996年就役
・ちょうかい-1998年就役

基準排水量:7750t
満載排水量:9485t
全長:161m
速力:30ノット以上(時速55.5km以上)
航続距離:6000海里(20ノット時)
11112km(時速37km時)
乗員:300人
兵装:54口径127単装速射砲×1
高性能20mmCIWS×2
Mk.41 VLS(29+69セル)
ハープーンミサイル4連装発射筒×2
3連装短魚雷発射管×2
艦載機:着艦は可能

「こんごう型」は就役してから20年近く経ちます。
今現在、海上自衛隊の主力として日本の防衛にあたっています。
垂直発射型のVLSを前後の甲板に配置しており、アスロック対潜ミサイル、SM-2対空ミサイル、そして弾道ミサイル防衛用のSM-3を発射できます。

「こんごう型」の索敵範囲は約450kmと言われており、同時に6~10個の対空目標に対応可能とみられています。

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イージス艦 あたご型

・あたご-2007年就役
・あしがら-2008年就役

基準排水量:7700t
満載排水量:10000t
全長:165m
速力:30ノット以上
乗員:300人
艦載機:1機
兵装:62口径5インチ単装砲×1
高性能20mmCIWS×2
Mk.41 VLS(64+32セル)
90式対艦ミサイル4連装発射筒×2
3連装短魚雷発射管×2

「あたご型」は「こんごう型」と比較してステルス性能が上がっています。
マスト、主砲がステルス形状となっており、弾道ミサイルに対する索敵追尾能力が付与されていました。


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イージス艦の値段は

イージス艦は実は開発当初から日本が関わっていました。
そのため、価格も安いのかと思われましたが、実は1隻1200億円から1400億円もします。

アメリカ海軍の導入価格は約900億円ですから、その価格差が分かりますね。

そして韓国海軍が約800億円となっています。

これだけ見ると日本がぼったくられているように感じますが、イージス艦の価格はその中身を反映しています。

つまりレーダーやセンサーなどの装備が最新なものだと高価になります。
ですから韓国海軍のイージス艦はイージス艦としては張りぼてと言ってもいい代物となります。

それはなぜなのか?
色々と不備のあるイージス艦だからです。

例えば、設計段階で無理に国産VLSを追加搭載した結果、水線下の形状が不合理なものとなっている。
主機関を日米艦と同様のゼネラル・エレクトリック LM2500ガスタービンエンジン4基を2基ずつ2軸に配したCOGAG方式となっているけれど、サムスンテックウィン社がライセンス生産で生産されたものである。

最大の問題は就役済みの本級3番艦までの全艦の水中放射雑音が設定された基準値を超えているということです。

これはより遠くから的に発見されやすいという、致命的な問題だということです。

また装備に関しても日米艦と異なる機器、イージス艦の命ともいえる戦術データ・リンクが一部の艦しか対応できていないということです。
つまり同じ戦場に同じ側にいたとして、連絡を取ろうにも危機が違うので意思疎通ができないということですね。

どうでしょう、日本と韓国のイージス艦の価格が違う理由が分かったでしょうか。

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イージス艦は北朝鮮のミサイルを迎撃できるのか

今回の緊張状態の中で一番気になるのは「イージス艦で北朝鮮のミサイルを迎撃できるのか」に尽きるでしょう。

すでに北朝鮮は戦争状態の時に真っ先に日本を攻撃すると言っています。
その時の北朝鮮の状態が、先制攻撃を受けた後なのか、それとも北朝鮮が先制攻撃を日本に仕掛けたのか、で変わってくるでしょう。

迎撃準備態勢にあったとしても、アクションがない状態からのミサイル発射なのと、事が動いてからの迎撃命令では判断が僅かでもずれてくると思います。

その僅かな判断の差で日本がイルミナティーカードの予言のような姿になるのかどうか変わってくると思います。

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イージスシステムはどこまで対応できるのか?

迎撃団として装備しているSM-3は有効迎撃高度が120km以上、半径1200kmの広域防衛が可能であるとしており、最高速度は3.0から3.5km/sになります。

しかし北朝鮮のテポドンは再突入時の速度がMach20(毎秒6~7km)であり、SM-3が本当に有効なのか未知数となります。

もし第1陣で打ち漏らした時には地上に配備されているPAC-3(トリオットミサイル)での迎撃になります。

しかしPAC-3の射程距離は20km程度であることを考えると日本国土を守るためのものではありません。

基本的に日本国首相、自衛隊基地等の基盤を守るためのものとなります。

もし、本当に、北朝鮮が核を搭載した弾道ミサイルを日本に向けて複数発同時に打ち込んだらどうなるか!?

100%迎撃できるとは言えません
逆に迎撃できる方が奇跡的なのではないかと思えます。
それはどんなに素晴らしいイージス艦があっても日本国土を守るには艦数が足りません
PAC-3に関しては言わずもがなですね。

残念ながらこれが現状だと思われます。
開戦にならないのが一番ですが、もしそのような状況になってしまった場合にはアメリカの先制攻撃で北朝鮮がアクションを取れない状態にするしかないでしょうね。

せめて日本が抑止能力を構築できていればと思いますね。
日本の中枢には日本人ではない方が多すぎるので、色々と邪魔されてきたから仕方ないかもしれませんね。

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